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より多くの画素で、
細部まで鮮明に。 Inspired by ISOCELL

2億画素ISOCELLイメージセンサーで、
前例のない超大型印刷に挑む

写真を編集する際の大きな悩みのひとつは品質の劣化だ。ISOCELL HP1イメージセンサーは、2億画素という圧倒的な高解像度で画質を大きく損なうことなく拡大やトリミングをできることが特徴だ。業界初の2億画素という高解像度イメージセンサーの限界を試すために、サムスン電子のイメージセンサー開発者たちはISOCELL HP1を使い横28m、縦22mの合計616㎡に達する超大判印刷に挑んだ。バスケットボールコートの約1.5倍に達するサイズに印刷したポスター制作の過程を動画で確認してみよう。

"2億画素のイメージセンサーが表現できるディテールの限界を想像していた時、このアイデアが思い浮かんだ"

200MPの画像を
どこまで大きく
印刷できますか？

撮影を進めたシステムLSI事業部のセンサーソルーション開発者たちにとって、このプロジェクトは決して簡単な挑戦ではなかった。まだ開発段階にあるイメージセンサーで撮影するのは容易なことではない。イ・ミンヒョク氏は「2億画素はどれくらい大きいサイズまで印刷することができるのか知りたかった」、「スマートフォンにまだ搭載されていないイメージセンサーの画質を初めて披露することになるので、プレッシャーが強かった」と述べた。

被写体に猫を
選択した理由

カメラモジュールの最適化が完璧でない状況ではあったが、センサーソリューションチームが選択したのは簡単に撮れる被写体ではなく、躍動感あふれる被写体だった。「被写体に猫を選ぶことは難しい決断だった。開発段階のモジュールで動く被写体を撮影するのは困難が予想されたが、実際にユーザーが用いる被写体でありながら繊細なディテールのある被写体を選びたかった」と説明した。

ビルに現れたサムスンの2億画素のISOCELLイメージセンサー。

"目を疑うほど優れたディテール"

開発ボードの特徴を考慮し、写真家が画面を見て構図を決めた後、開発者たちが露出とフォーカスを設定して撮影した。猫の自然な動きを観察しながら様々な試みを重ねた末、ようやく撮影チームは決定的な瞬間を捉えることができた。写真撮影を行った写真家のキム・ヒョンジュン氏は「2億画素は、DSLRの中でも稀な画素なので結果がとても気になった」とし、「撮影した写真の原本を100％に拡大した瞬間、目を疑うほど優れたディテールを感じ、スマートフォンのカメラに対する先入観を捨てることができた」と述べた。

2億画素の
驚愕のディテール

撮影はもちろん印刷のハードルも高かった。合計616m2に達するサイズを一度に撮影することはできないので製作スタッフは横幅約2.3mの長い布に分割印刷して合計12枚の布を縫い合わせ、出力物を特殊製作することにした。トラックに積まれて設置現場に運ばれた出力物は大型クレーンで組み立てられ、ついに巨大なサイズがその姿を見せた。現場で立ち会ったキム・チャンワン氏は「出力物のサイズが数字以上に大きく感じられ、とても驚いた。猫の目と毛から伝わる2億画素の驚異的なディテールを目にした瞬間、この製品を開発するために汗を流した社員たちの努力が伝わってきた」と述べた。

2億画素のサムスンのISOCELLイメージセンサーで制作した巨大な猫のプリントがビルに現れる

トリミング可能な画像を品質を損なわずにキャプチャ

今回のプロジェクトは2億画素イメージセンサーの限界を試す実験の初歩に過ぎなかったが、サムスン電子はこれからも超高画素分野のリーダシップの強化にむけて取り組んでいく予定だ。「撮った写真を思うままにズームインやトリミングしてもデータの損失が少ない。これが2億画素イメージセンサーの大きな利点」と述べたイ・カウル氏は、「これから2億画素イメージセンサーは8Kビデオを撮影するための最適なソリューションとして位置づけられるだろう」と述べた。

極小サイズながら圧倒的な経験を提供するISOCELLイメージセンサーの発展が期待される。