サムスン電子半導体は、革新的で信頼できる環境配慮技術で 持続可能な未来の価値を創出します。
製品開発や生産および廃棄の過程において、 自然環境への影響を最小限に抑えるよう努めています。
これを基にグローバル企業としての責任を果たし、 人類社会に貢献していきます。
小さいながらも大きな力を発揮する半導体。
サムスン電子半導体は技術を持続可能にします。
2050年のカーボンニュートラルを目標としてサムスン電子半導体が推進することを決定した実践課題があります。
その具体的な内容を見ていきましょう。
2050年のカーボンニュートラルを目標としてサムスン電子半導体が推進することを決定した実践課題があります。その具体的な内容を見ていきましょう。
2050年のカーボンニュートラルを目標としてサムスン電子半導体が推進することを決定した実践課題があります。その具体的な内容を見ていきましょう。
海外事業所、再生可能エネルギー100%使用
電子事業所、廃棄物埋め立てゼロ認証でプラチナ認定を取得
2030年 水の使用量増加ゼロ化
*
2021年の水の使用量
水準以下を維持
2030年
非リサイクル廃棄物ゼロ化
*
法的に必須の
埋立廃棄物を除く
2040年
汚染物質ゼロ化
*[大気]自然の大気水準
*[水質]放流口の上流水準
2050年 カーボンニュートラル達成
(スコープ 1, 2)
原料採取から完成品の廃棄まで、サムスン半導体はすべての製造プロセスを通じて環境を考えます。
革新的な環境技術を有するサムスン半導体は、私たちの大切な日常と地球をどのように守っているでしょう。
半導体製品の微細化と高集積化が進む中で、半導体全事業所において水の使用量、CO2排出量、廃棄物排出量を削減することはとても難しいことです。
世界で初めてこの難業を達成したサムスン半導体。
2021年6月、サムスン半導体の国内外の全事業所が英国のカーボントラストが付与する「CO2、水使用量、廃棄物の削減」認証と「トリプルスタンダード」ラベルを取得しました。
サムスン電子半導体は、ビジネスのあらゆる領域で持続可能性を優先的に考慮します。
私たちは、技術の持続可能性を実現する技術で、持続可能な未来を切り開いていきます。
技術を通じて、原材料の調達から製品の開発、製造、および廃棄に至る全プロセスの管理に細心の注意を払い、自然への影響を最小限に抑えます。
持続可能な未来に向けた、サムスン電子半導体の目標と実践を
ご覧ください。
サムスン半導体は電池の使用時間を長くし、充電回数を減らしてCO2排出量を削減します。
人工知能やビッグデータ、自動運転向けの高性能な次世代半導体は、地球環境を考えた低消費電力技術が必須です。
サムスン半導体は、高性能・低消費電力製品の開発だけでなく、プロセス、使用、廃棄などすべての過程で生じる環境への
影響を最小限に抑える、環境にやさしい製品づくりに取り組んでいます。
今この瞬間にも、地球は人類が使用する天文学的な電力とデータセンターから生じる熱気に苦しんでいます。
サムスン半導体は、地球温暖化の主な原因である電力問題の解決に重要な役割を果たします。
今後、世界のデータセンターのメモリーをサムスンの低消費電力メモリーソリューションに切り替えることで、ニューヨーク市の全世帯の4か月分の電力量に相当する年間7TWh(テラワット時)を節約することができます。
DRAM 4種類、SSD 3種類、そしてeストレージ2種類などサムスン半導体のメモリー9製品は、英国のカーボントラスト(The Carbon Trust)からカーボンフットプリント認証を取得しました。 特に、カーボントラスト認証製品の「ポータブルSSD 7 Touch」は、半導体業界で初めて韓国環境部からグリーン製品認証を取得した特別な製品です。
2018年6月、サムスン半導体は2020年までに米国と中国地域の全事業所で100%再生可能エネルギーの使用を推進する計画を発表しました。 サムスン半導体は目標より1年前倒し、2019年に全電力を再生可能エネルギーに切り替えました。
サムスン半導体の各事業所には、大規模な再生可能エネルギー設備が整っています。
器興事業所には2019年に1.5MW(メガワット)規模の太陽光発電設備を、平沢事業所の駐車場には2020年に0.4MWの大規模太陽光発電設備を設置しました。
設備で発電した太陽光エネルギーは、事業所の電力として使用しています。
568万トン。
2020年の1年間でサムスン半導体が削減した温室効果ガスの量です。
2019年に比べて温室効果ガスの量が16%減少しました。
これは、器興と平沢事業所に大規模な太陽光発電設備を設置し、様々な温室効果ガス削減プロジェクトを実施して得られた成果です。
サムスン半導体の国内外の全事業所が、国際的な安全認証企業であるULから「埋め立て廃棄物ゼロ」認証を取得しました。 この認証は、事業所で発生する廃棄物の再資源化率に応じてプラチナ、ゴールド、シルバーの4つのランクが付与される制度で、企業の資源循環への取り組みを評価する指標として活用されています。 華城にあるサムスンDSRタワーは、韓国で初めて埋め立て廃棄物ゼロ、すなわち資源循環率100%を達成して最高ランクの「プラチナ」を取得し、他のすべての国内外事業所は「ゴールド」ランクを取得しました。
90年代後半から、サムスン半導体は生産プロセスで大量に
発生する排水スラッジ(化学物質の結晶)をセメント製造の原料に使用するなど、資源循環に努めています。
2018年からは本格的に「廃棄物排出ゼロ」を目指し、様々な廃棄物のリサイクルの可能性を研究し、施設への投資も惜しみなく行っています。
協力会社には設備増設費用を支援し、研究院では脱水ポンプとフィルター効率を高める研究を行っています。
サムスン半導体は、廃棄物の排出場所と種類を変え、リサイクル方法を改善しました。
リサイクルの分類を6種類から10種類に拡大し、
生活ごみの排出量を1日平均1.2トン減らしました。
さらに、「空にする・すすぐ・
分別する・混ぜない」リサイクル原則を会社に定着させました。
「空にする・すすぐ・分別する・混ぜない」キャンペーンは事業所内11か所で実施しており、韓国の社員5万7000人が参加しています。
「空にする・すすぐ・分別する・混ぜない」キャンペーンの実施前と実施後を比較してみると、リサイクル回収量が月平均7.2トン増加しました。
サムスン半導体の経営活動において、水資源管理は重要です。 事業所の環境保護の始まりであり、製品の生産に必要な経営活動でもあるからです。 サムスン半導体は、専門的で厳格な水資源管理を通じて天然記念物のカワウソが烏山川に戻ってくるという奇跡を作り、グローバル半導体業界で初めて英国のカーボントラストから付与されるウォーターフットプリント認証を取得しました。
サムスン半導体事業所は常にプロセスの改善を行い、薬品の代替物質を発掘しています。 特に、排水処理薬品を新規開発し、有害化学物質から非有害化学物質に切り替えています。 これにより、有害化学物質の取扱量が減少しています。 2020年には、2018年に比べて有害化学物質の取扱量が約18%減少しました。
2020年、サムスン半導体は「前年比2%の水削減目標」を上回り、3,844トンの1日水使用量の削減を達成しました。 この背景には、サムスン半導体事業所で働く、水質専攻の博士レベルの人材があります。 サムスン半導体は今後も水資源節約の専門家を養成し、専門的に水資源を管理していきます。
2050年 カーボンニュートラルを達成
超低電力半導体の開発
製造工程でのエネルギー削減
プロセスガス処理用新触媒の開発および適用
再生エネルギーの使用拡大
全ての車両を無公害車に切り替え
2030年までに、水の使用量を2021年の水準まで削減します。
サムスン電子は水の使用量の低減、再利用、代替水資源の開発に尽力しています。
サムスン電子は、事業所の運用の最適化や施設の老朽化対策、運営基準の改善など日常的な削減の取り組みをはじめ、製造工程の改善やリサイクル システムの構築など構造的な改善に取り組み、水のリサイクル率を最大化しています。 その結果、2023年にサムスン電子の半導体部門は年間約12,710千トンの水を節約しました。特に平澤事業所は、近年大規模な生産ラインを設置し、設備運転の効率化と従来の削減対策を適用した中長期的な水使用量の削減目標を策定しました。
2021年の用水取水量を維持
排水リサイクルシステムを構築
下水処理水の再利用など代替水資源の開発
製造用水使用量の最適化
2030年までに、水の使用量を2021年水準まで削減します。
水の使用量を削減するために、サムスン電子半導体は水の使用を減らし、繰り返し利用し、代替水資源を開発して導入する活動に尽力しています。
サムスン電子半導体は、事業所の運用の最適化や施設の老朽化対策、運営基準の改善など日常的な削減の取り組みをはじめ、製造工程の改善やリサイクル システムの構築など構造的な改善の取り組みを通じて、水のリサイクル率を最大化しています。その結果、2023年にサムスン電子の半導体部門は年間約12,710千トンの水を節約しました。
特に平沢事業所は、近年大規模なラインを設置し、設備運転の効率化と従来の削減対策を適用した中長期におよぶ水使用量の削減目標を策定しました。
2030年リサイクル率99.9%達成
廃棄物の資源化
リサイクル技術の発掘・開発
使い捨て用品の使用の最小化
2030年までに非リサイクル廃棄物のリサイクル率99.9%を達成します。
サムスン電子半導体では、リサイクルがむずかしい廃棄物もリサイクルできるように技術開発を行っています。
また、日常生活における使い捨て用品の最小化と分別収集を積極的に実践するとともに、技術の発見・開発を通じて廃棄物から付加価値を発見できるよう積極的に取り組んでいます。
特に、処理が難しかった排水処理で生じるスラッジ(汚泥)や廃液 などを再び資源として積極的に活用する技術を開発しました。
今後も活動を継続しつつ技術の発掘・開発を拡大し、2030年までに非リサイクル廃棄物のリサイクル率99.9%を目指します。
2040年大気・水質汚染物質を自然状態のレベルを達成
新概念の高効率処理施設の開発
汚染物質を使用しないプロセスの開発
2040年までに汚染物質排出量を自然環境と同等の水準まで削減します。
大気汚染物質および水質汚染物質削減のために、処理中の化学物質の使用量を最小限に抑え、新概念の高効率処理技術開発を推進していきます。
サムスン電子半導体が使用した水は、独自の廃水処理場を通じて浄化処理され、河川に放流されます。
川に放流する前に、最後に韓国環境部が 管理するTMS(テレモニタリングシステム)で放流水の水質をリアルタイムで測定した後、当該データを環境環境部に転送しています。