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Samsung Device Solutions R&D Japan紹介

1992年、Samsung Electronicsは、株式会社サムスン日本研究所を設立しました(当初の社名は株式会社アイテック)。1997年6月には横浜に自社ビルを竣工し、地に足のついた研究開発業務を加速してきました。

手掛けてきたものはDevice Experience、Device Solutionsの両部門と関係会社向けの次世代技術であり、今日までに幅広い研究成果を上げ、最新製品・部品・材料に、それが生かされてきました。

2023年1月、Samsungは、より広範囲・高水準の研究開発を展開すべく日本の研究所を拡張し、Device Solutions部門と関係会社向けの技術領域を対象に、新規にSamsungデバイスソリューションズ研究所(Samsung Device Solutions R&D Japan、 DSRJ)を発足しました。半導体・ディスプレイ・バッテリー・電子部品など幅広い分野をカバーするものです。

組織としては日本サムスン株式会社の傘下にございますが、実務運営は、Samsung ElectronicsのDevice Solutions部門直轄の研究所として独自に研究開発を推進しております。

研究開発成果は、Samsung Electronicsやその関係会社を通じて、最新の製品群やそれを支える基盤技術・材料、そして開発・製造プラットフォームに展開され、皆様の日々の生活や社会インフラに豊かさと利便性をお届けしています。

所長挨拶

こんにちは、Samsungデバイスソリューションズ研究所(Samsung Device Solutions R&D Japan)の所長を務めております川平博一です。

当研究所は、Samsung ElectronicsのDevice Solutions部門と関係会社向けの研究開発を幅広く手掛けております。

私が特に大事にしているのは、科学的なメカニズム解明に基づいた先端技術の継続的創生です。科学的な設計(材料、プロセス、デバイス、回路、機構、メカトロニクス、モジュールなどすべて)を徹底することで、世界最高・世界最初の技術やソリューションが生まれると信じています。

研究所が手掛けるそれぞれの専門分野において、グローバルな視野をもって技術の核や肝を見極め、研究開発の手法も含めて進化を続けていくことも怠ってはなりません。自分たちが蓄積した知識、過去から取り組んできた手法やノウハウだけに捉われすぎることなく、迅速に自らの発想や取り組みを変革させていくことです。このために各種学術学会での成果発表も効果的に行い、学際や業界の有識者たちとのネットワーク形成、知見の共有も推奨しています。

大学や研究機関、社外企業との協業や共同研究を行うことも積極的に推進しています。さまざまな形での意見交換、知識の共有をし、新たな視点や考え方・アプローチを通じて差異化競争力のある技術・知的財産を創生しています。

各種教育研修なども活用しながら個々人の様々なスキルや能力醸成を図ることについても重視しており、所員同士の拓かれた意見交換を通じた共創、また新規テーマの創生についても注力しています。

大切なことは組織全体としての研究開発成果を上げることだけでなく、個々の技術者、研究者、またそれを支える専門スタッフなど、それぞれのメンバーの成長と、社会人としての充実度、達成度、満足感を高めること。そして広く社会に貢献すること。

DSRJは日本の強みを生かしながら世界に通じる新しい価値をさらに挑戦的に作り上げていきます。大学や研究機関、企業の皆様方、そして各地域の方々とも、これまで以上の連携と協調を進めていきたく、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

研究所概要

  • SRJ(サムスン日本研究所)
    設立
    @東京
    1992.08
  • 研究所建屋竣工•移転 @横浜市鶴見区
    1997.06
  • 大阪拠点開設 @箕面市
    2002.05
  • Samsung Device Solutions R&D Japan開所 (DSJ/SRJ の部品向け研究開発機能を統合,
    サムスン電子•DS部門の直属研究所に改編)
    2023.01

Mission & Vision 2030

DSRJ
  • Mission
    小さな"Device"で 大きな"Solution" みんなとみらいを開く
  • Vision 2030
    先端技術の搭載で Innovationをおこし、 笑顔で人が集う研究所